習慣化できない原因(良い習慣を手に入れる)
良い習慣とはなんでしょうか?
これをやれば良い1日が過ごせるのに!という習慣です。
例:早起き、運動、歯磨き等。
しかし、良い習慣だとわかっていても、実際にできるかどうかは別です。何度運動にチャレンジしてもできない、早起きに挑戦してもできないという経験を持っている方、いないでしょうか。
私もその一人ですが最近、今までできなかった良い習慣をつけることができました。
今回は、習慣化できない原因を考察し、良い習慣を身に着ける方法を紹介します。
同じやり方で挑戦している
一度習慣化しようとしてできなかったことを今の生活を変えないまま、再挑戦していないでしょうか。
早起きを例にすると、寝る時間を変えていないのに早起きだけしようとする。といった具合です。
良い習慣をつけるには、今までの生活の一部を変えなければなりません。
新しく入る良い習慣にも必要な時間や身体の準備が必要です。最初は大げさにいつもの生活を変更する必要があります。
一度、失敗してしまったら、
「その方法で自分の元々の習慣は変えられなかった。じゃあ次の一手。」
というように条件を変えて調べてみる必要があります。
条件を変えていくうちに、完全に求めていた習慣とは違うけれど、ちょっと良い習慣が少しずつ身についていきます(ちょっとだけ早起きすることができるようになった等)。
繰り返し行っていくと、、良い習慣がついていきますね!
苦手だということを認識する
手に入れようとしている習慣がそもそもあなたの苦手なことであるということを認識しましょう。
得意であれば、もっと簡単に習慣化できているはずです。
習慣化できないのは、あなた自身が苦手だからです。もっと言うと今、自分の適性に合ってないということです。適性にあっていない・苦手なものならなかなかできないのも納得できますよね。
したがって、苦手なものに対処するように自分の得意な戦略を立てて、攻略していく必要があります。習慣化は簡単だ!という本がたまにありますが、できないものはとことん難しいという認識をしましょう。
認識を変え、攻略方法を変えれば、糸口が見えてきます。
具体的でない
習慣をつけたい!と思った際に、おぼろげな想像だと脳は上手く作用しません。
具体的なイメージまで出来上がると、徐々に作用していきます。何かの偶然で一度、習慣化したいことができると、翌日にもできるのは、具体的な成功イメージができたせいなのです。
認知科学の苫米地さん、最近会社であったメンタルヘルスの講習でも紹介されていましたが、毎日の習慣には恒常性(ホメオスタシス)が働きます。思慮深く慎重な人間であればあるほど、この力は強いです。
恒常性とは、元に戻そうとする力です。今までやっていたことに戻そうとする力です。
新しい人との待ち合わせや新しく挑戦するイベントが直前になって嫌になることはありませんか?大抵、恒常性のせいです。いつも通りの何もない日常に戻そうとする力が働いています。
極端な例だと、異常な社畜環境でも辞める気がない人達です。異常な状況下でも耐えられるのは、恒常性のせいです。その環境に適合してしまい、どんなに考えても行動しない力が働いています。むしろ、この環境を脱出する方がつらいと感じます。
逆から考えると、良い環境に適合してしまえば恒常性は味方になります。良い習慣を獲得するには、恒常性を味方にすることとも言い換えられます。
味方にするには非常に良いコツがあります。
良い環境を具体的にして、適合した自分を脳に錯覚させることです。一種の妄想と捉えても良いです。この妄想が具体的であればあるほど、その行動を起こしやすくなります。一度、本当にできてしまえば妄想が確信に変わります。
この瞬間、新たな習慣が生まれるのです。
なかなかできない習慣は、
- 習慣化を達成した自分を想像する
- 何をやっているのかをできる限り具体的に想像していきましょう。どんなに小さい行動でも想像しましょう
- 想像した行動を実行すればするほど、新しい習慣が生まれていきます
習慣化を助けるアプリを利用する
私が習慣化を行う上で、使っているツールがあります。habiticaというアプリです。
具体的な行動がメモできる上に、毎日チェックリストをつけさせられる。
チェックリストを埋めきっている自分になりたいので、少しずつ習慣化できています。全てチェックがつく日も珍しくなくなってきました。どれだけチェックがついているかは日々の報告を少し覗いてみて下さい笑。
ではでは!