時間術大全、戦術全て検討した(読書感想・考察)
今回は時間術大全という本が良かったので、自分が取り上げられている戦術を実践するかどうか、戦術の簡単な紹介も入れつつ全て!検討します。
全て!です。
忙しい方用に冒頭に要旨も入れましたので、この本が気になっている方はそこだけでもみて下さい。
- 時間術大全の要旨
- 取り入れるべき3大戦術
- 取り入れてみたい戦術
- 02.デジャブする(別名「昨日をもう一度」)
- 03.「優先順位」を明確にする
- 04.「雑事」をまとめる
- 09.予定を「ブロック」する
- 12.ただ「ノー」と言う
- 13.1日をデザインする
- 14.「朝型人間」になる
- 17.「気が散らないiPhone」を試す
- 19.「通知」をオフにする
- 20.ホーム画面を「からっぽ」にする
- 23.「朝の巡回」をやめる
- 24.「散漫クリプトナイト」を遮断する
- 25.「事件」を放っておく
- 30.「時間クレーター」に気をつけろ
- 31.「見せかけの達成感」に騙されない
- 32.邪魔ものを「ツール」に変える
- 34.メールは「1日の終わり」にする
- 35.「メールタイム」を決める
- 38.返信は遅く
- 39.「期待」をリセットする
- 42.「メールスケジュール」を組む
- 43.ニュースを見ない
- 44.テレビを「隅っこ」に追いやる
- 47.愛しているなら手放してやれ
- 48.ドアを閉める
- 49.自分で「締め切り」を作る
- 50.ハイライトを「こっぱみじん」にする
- 51.「レーザー・サウンドトラック」を流す
- 54.「紙」から始める
- 55.「ふとした疑問」を書きとめる
- 57.「退屈」を味わう
- 61.毎日運動する(でも頑張りすぎない)
- 70.「カフェインなし」 で目を覚ます
- 71.「疲れる前」にコーヒーを飲む
- 72.「カフェインナップ」を取る
- 74.ハイライトに「ターボ」をかける
- 75.カフェインに「門限」を決める
- 78.気軽に「瞑想」する
- 80.「本当に休まること」をする
- 81.仲間と過ごす
- 82.「画面なし」で食べる
- 85.すきあらば「仮眠」する
- 86.毎日の「時差ボケ」を防ぐ
- ひとまず見送ろうかな戦術
- 05.やるかもしれないリスト
- 06.バーナーリスト
- 07.「ひとりスプリント」をする
- 10.予定表に「ブルドーザー」をかける
- 11.正直に「ドタキャン」する
- 15.夜を「ハイライトタイム」にする
- 16.「もう1つだけ」はナシ
- 18.「ログアウト」する
- 21.「腕時計」をはめる
- 22.デバイスを置いて帰る
- 26.「おもちゃ」を片づける
- 27.「wiーfiなし」で飛ぶ
- 28.「タイマースイッチ」でぶった切る
- 29.ネットを「解約」する
- 33.「いいときだけ」のファンになる
- 36.受信箱を空にするのは「週1回」
- 37.メールを「手紙」と思え
- 40.「送信専用メール」をつくる
- 41.「オフライン宣言」をする
- 45.テレビを「スクリーン」に替える
- 46.食べ放題ではなく「アラカルト」にする
- 52.「目立つタイマー」をセットする
- 53.ツールに凝らない
- 56.「ひと呼吸」を意識する
- 58.行きづまる
- 59.1日休む
- 60.「一意専心」する
- 63.「めんどくさいこと」をする
- 64.「超短ワークアウト」をねじ込む
- 65.「狩猟採集民」のように食べる
- 66.「セントラルパーク盛り」にする
- 67.ハングリーであれ
- 68.子供のように「おやつ」を食べる
- 69.「ダークチョコレート主義」を通す
- 73.「緑茶」で力をキープする
- 76.「糖」を切り離す
- 77.森と親しむ
- 79.「ヘッドホン」を置いていく
- 83.寝室を「寝る部屋」にする
- 84.「日没」を作り出す
- 87.自分の「酸素マスク」を先につける
時間術大全の要旨
全てを紹介するといっても、骨太すぎるので簡単にまとめです。
時間に関する考え方を変えて欲しい。
予定がぎっしり詰まっている予定帳やメールの山に時間を奪われすぎないようにするためのコツをまとめています。最初は「ハイライトを決める」「散漫クリプトナイトを遮断する」「歩き回る」「夜の振り返りを3日間やってみる」の戦術がオススメされています。なお、全て実践するべきだ!とは一言も書いておらず、むしろ完璧を目指してはいけない。自分に合ったものを選択して戦術を少しずつ日常に入れていくべきだと著者は言っています。
今回は、私自身がどの戦術を使いたいのかの明確化と最も推したい戦術を紹介するのが目的です。とりあえず取り入れるべき3大戦術まで見ていただければ幸いです。それ以降は興味が湧いた方向けです。
取り入れるべき3大戦術
取り入れるべき3大戦術です。私の中でも既に血肉となっている戦術です。簡単に自分の言葉に書き直して紹介します。
本の簡単な内容と私の感想という順で紹介します。
01.書く
夜寝る前か朝に計画を書き出すこと。魔法のような力がある。ハイライトを宣言しよう。
日々の報告でも既に実践されている内容です。とにかく書くことが重要です。書いてさえしまえば、後は行動せざるを得なくなります。一番、取り入れるのが簡単で最も効果がある方法だと私は感じています。
08.ハイライトを決める
「どのくらいの時間で」、「いつやるか」を明確に書いてハイライト達成を決めること。どうしてもやることにしてしまおう。
大体、朝の早い時間に達成できるようにもってくることがオススメです。仕事の全体的な目標だったり、月間の目標を設定することにも利用できる戦術です。
62.歩き回る
歩く時間を増やせば健康になるだけでなく、「思索の時間」を増やせる。とにかく歩き回る時間を増やそう。
楽天チェックと合わせて使っている戦術です。歩き回れば健康になれるというプラシーボ効果で本当に健康になっていっているような気さえします。
取り入れてみたい戦術
3大戦術と同様のまとめ方で紹介します。
02.デジャブする(別名「昨日をもう一度」)
何をハイライトに選べば良いかわからないときはこの方法を使おう。もう一度同じことを設定すれば良い。良いことは習慣にしてしまおう。
ハイライト選択に迷ってしまったときに利用できる良い方法です。悩む必要が無くなります。
03.「優先順位」を明確にする
悩まずに自分にとって一番大事なことがなにか?どれだけ労力がかかるのかを月毎に設定しよう。この本を書くために家族を格下げしているときだってある。
よく仕事で使われている用語ですが、自分の時間術でも使用してしまおうという戦術です。けっこう自然にやっている方は多いかもしれません。
04.「雑事」をまとめる
メールチェックが最たる例だが、細かい仕事は一気にやろう。細かければ大きくなるまで放っておくこと。
細かい作業をやりつつの作業だと、集中力が途切れてしまうよという内容です。デレステをやるときはまとまった時間でやりましょう。
09.予定を「ブロック」する
ハイライトとチャージを設定するとき、攻めるときに使おう。欲張らずに本気を出す。使うときの言葉は「先約があるんだ。」
忙しい人が良く使う言葉ですね。自分も忙しい人になりましょう。
12.ただ「ノー」と言う
デフォルトはみんな「イエス」だ。だから、ハイライトを入れる等、工夫して断り方を決めておく。時間がないことが一番理由になる。いいわけをでっちあげたり、先延ばしにするのはよくない。かっこよく言うなら「誘ってくれてありがとう、また今度」
個人的に使いたいのは『むーりぃー。』使ったことはない。いつか使ってやる。
13.1日をデザインする
細かい動作まで、全部予定に入れてしまう。計画と実績を照らし合わせて、時間間隔を鋭くする。状況の変化や進展に合わせて計画を改定していくとより良いデザインになる。
個人的に、とても好きなやり方です。動けない日は細かい動作まで決めて取り掛かると、ここまで書いたならやってやるか!という気になります。[50.ハイライトを「こっぱみじん」にする]と併用して利用したい戦術ですね。
14.「朝型人間」になる
明かり、コーヒー、用事を使い朝に活動する頭をデザインする。それを行うには前夜をデザインすること。調子が良い朝は前夜をチェックしよう。まずは明かりを落としていくことがおすすめ。
良い目覚めを得るために必要なものは前夜です。どれだけ寝るのが名残惜しくても、明かりを暗くすればそのうち眠くなります。私の経験の中で一番わかりやすかったのは、キャンプに行ったときで。周りが真っ暗になり、ふと眠気が来ました。その時間は普段だとバッチリ起きている21時でした。
17.「気が散らないiPhone」を試す
スマホから無限の泉アプリを削除すること。ツイッター、インスタ、フェイスブック等のソーシャル系、ゲーム等のアプリ、メールも全て削除する。削除できない人は一度、機能制限を1日でもかけてみよう。世界が変わるはずだ。
もっと不便になるかと思っていたがとんでもない。素晴らしい!という声がたくさん届いている。
デレステだけは消せないな。。しかし、試す価値はありそうだ。まずはアクセス制限から始めてみます。
19.「通知」をオフにする
どのアプリもいる「通知」、あいつらはノンストップの注意泥棒だ。最低限、ほとんどすべての通知をオフにだけはしよう。本当に必要だと思えるものだけオンでも良いが、1時間に1回なるような事態は避けよう。親しい人とは急な要件の連絡方法を1つだけ残しておけば良い。まずは1週間試そう。
実施済の方法です。おかげで自分が休憩するときだけにスマホを見るようになりました。はてなブログのバッジが以前は一番気になっていましたが、オフにした今はあまり気にならなくなりました。
20.ホーム画面を「からっぽ」にする
つい、いつものクセでスマホのロックを解除してしまっても、「自分は今この瞬間、本当に気を散らされたいのか?」を自問することができる。
とりあえずやってみる価値はありです。スマホを開いて操作するのにもひと手間を加えてみようというのが趣旨ですね。私も実施してみましたが、今のところ効果はイマイチ。。しばらく続けて良い続報に期待します。
23.「朝の巡回」をやめる
朝目覚めたとき、脳は休まり、気が散る理由は何もない。その瞬間を楽しもう。起きた瞬間、ネット上では全コンテンツが注意を巡る争いが勃発している。そんなのは後回しにして、昼食後まで引っ張ってしまおう。ちょうど集中力が落ちてきて良いころ合いだ。
目を覚ますために何気なくやっていませんか?その瞬間、朝の体力をめちゃめちゃ奪っていますよという注意勧告。是非、取り入れるべき戦術です。
24.「散漫クリプトナイト」を遮断する
とびきり強力な無限の泉が誰しも一人は持っている。それを「散漫クリプトナイト」と呼ぼう。どんな防御もかいくぐる時間泥棒。簡単な判別方法は時間を費やした後で、気が咎めたらそいつがおそらく散漫クリプトナイトだ。これを避けるだけでも「段違い」にしあわせになる。いったん抜け出しさえしてしまえば、すがすがしい気持ちになるぞ。
・・・デレステ!まとめサイト、もばます、ツイッター。デレステは仕事だから!ろ、論破です!
25.「事件」を放っておく
ニュースを毎日見る必要はない。しかも、ニュースというものは悪いものだらけだ。人間の本能に問いかけるようにできている。明日、来週、来月に意味のあるものは果たしていくつあるだろうかという視点で良い。一切見るなとは言わないが、週1程度で良いんじゃあないか。
よく会社では日経新聞を見ろと言われていますが、見る必要ないんだなと背中を押してくれる良い戦術です。そんなことよりももっと自分の時間を確保しましょう。
30.「時間クレーター」に気をつけろ
ちょっとした注意散漫が1日にとても大きな穴を作っている。このことを時間クレーターと呼ぼう。再度集中するためには大体平均すると24分必要。時間クレーターで使った時間を含めると、この一連の作業で45分から1時間以上損する場合がある。自分の時間クレーターがなんなのかしっかり考えて見つけよう。
- デレステを起動する。こひなたを見る。ツイッターで絵師さんが書いてないかチェックする。SSが新しいのがでてないかチェックする。
- デレステを起動する。ガチャ更新が来る。。時間が止まる。
- 日経平均株価を見る。気になる値幅で動いていたら豪ドルやS&P500をチェックする。特に売買はしないというのに!心配になる。
業は深そうです。頭に入れておくべき戦術です。
31.「見せかけの達成感」に騙されない
メールチェックを終える、ツイートをチェックすると、見せかけの達成感に捕らわれる。いいね!なんてもらっていたらなおさらだ!ネット上のコメントは、100個のうち99個までが取るに足らないもの。本当にやりたいことを妨害する達成感に注意しよう。
しっかりハイライトが自分の目標に沿っているかを確認しましょう、無駄な作業をいつもの癖でしていないか気をつけましょうという戦術です。心当たりがありすぎる・・・。
32.邪魔ものを「ツール」に変える
それぞれのアプリをなんのために使っているのかを明確にすれば無限の泉になる可能性を減らせることができる。どれだけ時間をかけたいのか?目的を達成させたいがためにどう使うのか?無限の泉に近いものであればあるほど、しっかり考えよう。
一番のわかりやすい例はツイッターです、著者もこのアプリを例に紹介しています。発信する側であれば良いのですが、貰う側になった瞬間に際限なく時間が吹き飛んでいきます。気を付けましょう。
34.メールは「1日の終わり」にする
帰る前に返信することで決断を早くすることができる。最悪、朝一返したっていいじゃない。
何も言い返せない素晴らしい戦術です。つい、クセでメールを確認してしまう私達が利用するべき戦術です。
35.「メールタイム」を決める
メールタイムを決めて、その時間だけメールを裁くようにする。動かせない予定の直前に入れることがおすすめ。
それでも、急ぎのメールや待ちのメールを確認したい場合に利用できる戦術です。変える前だけだと不安な私達が利用するべき戦術です。
38.返信は遅く
「許される限り遅く」すること。集中力を高め、マインドフルな状態でいれば、同僚や友人としてもっと役に立てる。ハイライトを信じよう。レーザーモードを信じよう。人を信じよう。本当の急用なら電話をかけてくるはずだ。
錆び付いた槍を磨いていきましょう。
39.「期待」をリセットする
「大事なプロジェクトに集中していて返信が遅くなるから、急ぎの要件はショートメッセージで知らせてほしい。」この一言が全て。
[38.返信は遅く]と組み合わせるとより強固なハイライトとレーザーモードを作ることができる。
[38.返信は遅く]と併用して利用したい戦術です。
42.「メールスケジュール」を組む
それでもメールが重要な仕事の人間は難しいだろう!
そんな人にはメールスケジュールを組むことをオススメする。一番遅くて何時にチェックするのが許せるか?かける時間は何分か?2回目をチェックするのは何時が限界か?メールチェックに苦しむ人はスケジュールを立てて何とか自分をネットから閉め出そう。
たくさんのメール戦術が紹介されています。やはり一番の時間泥棒はメールやラインなんでしょうね・・・。便利になったが故の代償です。その代償から逃げ切るために頑張る必要があるようです。
43.ニュースを見ない
ニュースは不要。テレビは特に不安を追いやる傾向が強い。
実施済。テレビを見なくなりました。
44.テレビを「隅っこ」に追いやる
テレビも不要。少なくともデフォルトにしてしまうとおしゃべりしづらくなる。
実施済。テレビを見なくなりました。
47.愛しているなら手放してやれ
一度テレビなしの生活を送ろう。意外と楽しい。テレビが必要な人は、一度1カ月間テレビを断ち、見ない時間にできたことを全部思い返し、テレビに返してやりたい時間を考えよう。
実施済。テレビを見なくなりました。
48.ドアを閉める
ドアを閉めよう。邪魔されたくないという意思表示であり、自分自身への決意表明でもある。「集中すべき対象はすべてここにある」いま、この瞬間にレーザーモードに突入したのだ。
一人暮らしの私にとっては非常にやりやすい戦術。ですが、宣言をすることは重要ですね。この時間、レーザーモードに突入す!と。
49.自分で「締め切り」を作る
締め切りの悲しいところは恐れていることのためにあることだ。やりたいことのためにも締め切りの習慣をつけてしまえば、ぶっ通しでレーザーモードも夢じゃない!決めてしまえば、時間は作れる。
締め切りと聞いて、嫌なイメージがありませんか?私もその中の1人です。しかし、プラスの発想でも使えますよ!という著者の斬新な戦術です。
あと1時間でブログを書き切るぞ!と宣言して進めると何かが変わるかもしれません。
50.ハイライトを「こっぱみじん」にする
ハイライトを決め手もなかなか進まない。そんなときはこっぱみじんにしよう。一つ一つ手のつけやすい具体的なアクションを書き出していく。
例:休暇の計画を立てる
①予定表を見て、休暇の日程を考える
②ガイドブックをざっと読み、行先の候補をリストアップする
③家族で話し合っていきたい場所を選ぶ
④ネットで航空運賃を調べる
これは本当に便利です。できなかったハイライトをもう一度やり直すときに非常に使い勝手が良く、3大戦術に入れるかどうか非常に悩んだ戦術です。
51.「レーザー・サウンドトラック」を流す
レーザーモードに入るときの音楽を流そう。何曲か聞くうちにレーザーモードに入る。何曲か厳選して、いつもの曲を流してレーザーモードに入ろう。
最近、本当にゾーンに入るときは無音であることが多いです。ちょっと集中力が切れた際に、上手く使えるようにしたい戦術ですね。
54.「紙」から始める
紙に向かうと集中力が高まる。紙に書く方であれば自由にデザインすることができる。最初に作業を始めるときに気分が乗らなかったら紙から始めよう。
[01.書く]の戦術と併用して利用したい戦術です。紙に書けば何かしら見えてくることがあります。私自身も困ったことがあるときは、紙に書く癖をつけるようにしています。
55.「ふとした疑問」を書きとめる
集中しているときについ出てきてしまうこの現象。誰もが経験あるだろう。それでも、ゾーンに入ったならふとした疑問を紙に書き留めるようにして、後で調べるようにしよう。
[54.「紙」から始める]と併用して利用したい戦術です。
57.「退屈」を味わう
気を散らすものが無くなると、退屈するかもしれない。しかし、逆に考えよう!その状態でいることが問題解決能力が高まる実例もある。退屈な状態を保つことで面白い世界に足を踏み入れることができるかもしれない。
暇になったほうが、人間のパフォーマンスがあがるという戦術です。退屈しのぎで疲れないようにしようという注意勧告と捉えても良いかもしれません。
61.毎日運動する(でも頑張りすぎない)
「たまにやることより、毎日やることの方が大切だ」
20分ほどでも良い毎日やって、少しでもできたら自分をほめよう。がっつりやるよりも小さく続ける。本物の運動を取り入れるのはやめて、毎日できるだけ小さく続けよう。このように考えることは特に難しいが、少しずつでも取り組んでいこう。
私も日常に取り入れている好きな戦術です。小さいことから始める。積み重ねて大きくしていく戦術です。
70.「カフェインなし」 で目を覚ます
カフェインで朝の目覚ましを飲む前に実は目覚めたときは覚せい作用のあるコルチゾールというホルモンが働いている。彼らが働いた後(大体1時間後)の9時半頃に1杯目にコーヒーを飲むのが良い。
朝起きたらすぐにコーヒーを飲む習慣を持っていませんか?
私もその習慣を持っている人間ですが、実はよろしくないようです。起きてから1時間後くらいに飲むように心がけましょう。
71.「疲れる前」にコーヒーを飲む
疲れてから飲んでも遅い。カフェインが効き始めるのは30分後だからだ。疲れる予定を組んで、早めに飲もう。
斬新かつ非常に良い戦術だと思いました!
一番面白いのは疲れる時間を想定することです。自分の作業体力を日ごろからしっかり知っていないとこの戦術は取れません。これを機に、自分の作業体力を調べるのはいかがでしょうか。
72.「カフェインナップ」を取る
手遅れになった場合の次の手だ。カフェインの仕組みを逆手にとって、疲れを感じたらカフェインを取る。そして、15分仮眠する。ちょうどカフェインが効き始めてくると覚醒し、準備万端で元気いっぱいになれる。(大体2時間くらいは集中できる!)
休日はこの手段が利用できますね!私の昼寝対策にも利用できるかもしれません。横になりたくなったら利用してみようと考えている戦術です。
74.ハイライトに「ターボ」をかける
ハイライトに入る前にカフェインをとること。マリオカートでちょうどターボを書けるようにカフェインをとるんだ。
コーヒーを飲むのはハイライトに入る時間前を意識するという戦術です。コーヒーを飲む=これから集中するという方程式を脳に植え付けます。
75.カフェインに「門限」を決める
カフェインの半減期は5,6時間後。カフェインを摂取してかなり時間が経っていたとしても、まだ体内に影響を及ぼしている可能性がある。自分の門限を設定して、いつまでが門限か調べてみよう。
別の本のライフハック大全では、寝る10時間前になったらカフェインは取るなとすら書いてあったほど。カフェインは強力な成分ですので、使い方には気を付けましょう。
78.気軽に「瞑想」する
ヘッドスペースというアプリがおすすめ。簡単に瞑想ができる。目標は低く、座禅も必要ない。効果があるなと感じたらそれでよい。
ちょっと今度やってみようかなー。と思っている戦術です。まだできていませんが・・・。似たようなアプリがあればそれでも良いかなと思っています。
80.「本当に休まること」をする
デジタル画面なしの休息を取ろう。散歩、健康的なスナック、誰かと話す。なるべく現実世界でしっかり休息を取ることを意識すること。映画を見るのも悪くない。
一番好きなのは、昼寝だったのですが睡眠障害が出るため本で紹介されている別の方法をとってみようと考えています。本当に休みたいときは携帯を投げるだけでも良いのかもしれませんね。
81.仲間と過ごす
「エネルギーをくれる人」に会おう。(著者はメモアプリに登録までしている)意識的に会い、自分の声を使って会話をすることで元気になる。
私自身は、一人が好きな方ですが、毎月何回かは親しい友人に会うべきだなと思います。それだけで頑張ろうと思いますからね!
82.「画面なし」で食べる
3つのチャージを元気の出る人と食事を取ると勝手にできる。
- 元気が出る人との会話
- おいしい食事を楽しめる
- 電子世界の絶え間ない忙しさから脳を解放させる
どっちみち食事をしなくてはいけないのだから、全部やってしまおう。
実は一番やれていない戦術。デレステ時間
しっかり考え直すようにしないといけませんね。。
85.すきあらば「仮眠」する
週末だけでも試してみよう。10分でも転がるだけで元気になる。一度、仮眠は取るべきだ。
爆睡してしまう問題。大問題です。きんきゅ・・・
86.毎日の「時差ボケ」を防ぐ
週末の寝だめを防ごう。自ら時差ボケを作ってしまう。アラームは毎日、同じ時間に設定しよう。
月曜日がなぜつらいか?という理由にもなる戦術です。人間は一定の周期で活動した方が最もパフォーマンスが良いということですね。平日のパフォーマンスが休日に比べると良い理由はそのせいなのかもしれません。つまり、平日のパフォーマンスの出し方を休日に持って来れれば、世界が変わるかもしれません!
ひとまず見送ろうかな戦術
まだ、使い勝手が刺さらなかった戦術です。今後やるかもしれないけど、現在は保留。簡単に自分の言葉で直した概要のみ記載します。
05.やるかもしれないリスト
とりあえずやるかもしれないことを全部書く。そして、緊急度、満足感、喜びの3つの基準をもとに絞り込む。
06.バーナーリスト
やるかもしれないリスト同様に細部に至るまで書いていくが、書き方を工夫する。紙を2回折って4つの領域を作る。左側が手前のバーナー、右側を奥のバーナーとする。手前のバーナーには1つだけしか置けない条件を付ける。そして、その1つのタスクを達成する方法を下に書いていく。これで一番重要な仕事を調理する。右上には2番目に重要なタスクを1つだけ書き、同様に行う。しかし、右下の項目にはそれ以外のやらなくてはならない項目を適当に放り込む。そうすると、書けない内容が出てくる。それが良いのだ。その日に一度やれることができる全てを特定することができる。
07.「ひとりスプリント」をする
数日間同じ、課題を取り組み続ける。一日で終わらない長期の課題に取り組む際は有用だ。
10.予定表に「ブルドーザー」をかける
自分の予定に合わせて移動する・縮小する働き方をかけよう。
11.正直に「ドタキャン」する
優先事項を素直に話そう。
15.夜を「ハイライトタイム」にする
急速充電を取って、ネット断ちを行う。睡眠までに頭を緩めながら最小限の意志力で仕事に取り組めるようにする。
16.「もう1つだけ」はナシ
疲れ果てるまで仕事はしない。あともうひと仕事を辞める。
18.「ログアウト」する
21.「腕時計」をはめる
スマホで時間を確認することによる、無限の泉へのいざないを避けよう。
22.デバイスを置いて帰る
スマホを会社に置いて帰る。すると、何もできなくなり、ゆとりを持った時間を取ることができる。オフラインの時間を作る有効な方法だ。
26.「おもちゃ」を片づける
PCのデスクトップ上やスマホのホーム画面をきれいにする。おもちゃが目に入りさえしなければ気は散らないのだ。
27.「wiーfiなし」で飛ぶ
インターネット環境がないところを上手く使おう。そこは唯一の孤島だ。
28.「タイマースイッチ」でぶった切る
自分で孤島を作り上げることも有効だ。タイマースイッチを買ってインターネット回線を使えなくしてしまおう。
29.ネットを「解約」する
もっと思い切ってネットを解約することも良い一手だ。この戦術を試すときは意志の強い友人にwi-fiパスワードを変更してもらえば疑似解約が体験できる。
33.「いいときだけ」のファンになる
スポーツは心躍らせるもの。悪いときは一緒になって気が沈んでしまう。それではちょっとその時間がもったいない。調子が良いときだけファンになるのはどうだろう?別に毎日ファンでいる必要はない。
36.受信箱を空にするのは「週1回」
本当に早急な対応が必要なメール以外はメールを貯めておこう。ざっと見て、必要そうなものでなければ開かなくても良いのだ。
37.メールを「手紙」と思え
手紙と思えば1日1回のやりとりしかできなくなる。それくらいのやりとりで本来十分なのだ。
40.「送信専用メール」をつくる
送信専用のメールアドレスを作ると、受信箱は一生見ることがないからおすすめだ。あくまで発信専用にする。
41.「オフライン宣言」をする
休暇こそネット断ちをするべきだ。その瞬間に最もやるべきことに集中しよう。
45.テレビを「スクリーン」に替える
スクリーンに替えるのはどうだろうか?素晴らしい視聴空間ができるだけでなく、テレビと違って手間がかかるから自由な時間がより手に入る。
46.食べ放題ではなく「アラカルト」にする
今本当に見たいものをテレビで見るようにしよう。定額制の動画配信サービスは食べ放題メニューとなってしまっている。無限に時間が取られないように注意しよう。
52.「目立つタイマー」をセットする
タイムタイマーを使って時間を明確にしよう。時間が見えるようになり、残り時間を楽しむことができる。
53.ツールに凝らない
やるべきリストをかっこよくする必要はない。やることをやろう。案外手に入りやすいシンプルなツールの方が使いやすかったりするものだ。
56.「ひと呼吸」を意識する
ひと呼吸をおくことで脳内の雑音を静めることができる。注意を本来向けたいところへ上手く戻そう。
58.行きづまる
脳がどう進めばよいかわかっていない状況の時はそのままでいよう。空白の画面をみつめたり、紙に切り替えたたり、歩き回ってりしてもいいが、手元のプロジェクトに集中し続けよう。
59.1日休む
それでも上手くいかなかったら一日休むことをハイライトに入れよう。想像のエネルギー充填は時間がかかるものだ。
60.「一意専心」する
すべてを捧げて全力を尽くしてみよう。疲れ果てていても、がむしゃらに集中してみる。ただ、それをやることだけに没頭してみれば見えてくるものがある。
63.「めんどくさいこと」をする
料理をしたり、階段を使ったり、時々はめんどくさいことをやってみよう。案外たのしいぞ。
64.「超短ワークアウト」をねじ込む
きつめの運動を7分で一気に仕上げてみよう。超短ワークアウトで調べれば、いろんなバリエーションがあるから自分でアレンジしてみよう。
65.「狩猟採集民」のように食べる
野菜や果物、肉などの加工されていない本物の食品を食べてみよう。きっと元気になる。
66.「セントラルパーク盛り」にする
サラダの量を増やして食べると胃もたれが減るぞ!
67.ハングリーであれ
ちょっと試しに断食してみよう。いつでも食べれるからといって、いつでも食べるべきではないかもしれない。断食には健康効果もあると言われている。著者は試しに朝食から抜いていたりしている。
68.子供のように「おやつ」を食べる
間食しっかりとってバッテリー切れを防ごう。ハングリーであれとは対極だが、重要な考え方だ。
69.「ダークチョコレート主義」を通す
糖分をとりすぎないダークチョコレートを間食では使おう。
73.「緑茶」で力をキープする
緑茶にもカフェインが入っている。ちょっとずつカフェインを摂取して集中力をキープするのも良い一手だ。
76.「糖」を切り離す
なるべく糖類をいれていないカフェインを摂取しよう。糖質は素早くエネルギーになるが、高いエネルギーを維持するには役立たない。
77.森と親しむ
森林浴は脳のバッテリーを充電する。適度な刺激をたくさん受けることができるからだ。外の空気を吸いに行くだけでも気分が良くなる経験は誰しもあるだろう。
79.「ヘッドホン」を置いていく
ヘッドホンは小宇宙を生み出す最強の道具だ。それでも、多少は音楽を流すことによって集中力を妨げてしまう。たまには、ヘッドホンをおいて、無音の時間を楽しもう。
83.寝室を「寝る部屋」にする
脳にくつろぐ場所をしっかり提供しよう。寝室に「スマホを持ち込まない」これだけでも相当に効果がでる。他の電子機器も同様だ。
84.「日没」を作り出す
家中のあかりを徐々に落としていくことで日没を演出しよう。太古の昔から、暗くなって来たら眠る時間、明るくなったら起きる時間というサイクルになっている。このサイクルをしっかり演出させよう。午前中だるくて元気が出ない人は日の出を作り出すのも効果的だ。
87.自分の「酸素マスク」を先につける
こまめに休息を取る方法を見つけて、心の健康を保とう。飛行機に乗ると非常時には他の乗客を救助するよりも先に自分の酸素マスクをつけるようにと説明がある。
以上になります。
なかなかに長い記事になってしまいましたが、これでほとんど本の概略は押さえました。後は、実践するだけです!
皆さんも、実践してみようかなという戦術や気になる戦術があれば詳しく解説しますので、気軽にコメント頂ければ幸いです。
ここまで読んで下さり、ありがとうございました!
ではでは。