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しょぼい起業で生きていく 読書感想

 お疲れ様です。

今回はちょっと前に読んだ本、しょぼい起業で生きていくという本の感想です。

 さっくり読める良い本です。起業に関して難しいと考えている方は必見の本です。

 

 

生活必需品で起業する

 見出しは「どんなジャンルで起業をすれば良いのか?」という問いに対しての著者の回答です。ベンチャー企業が立ち上げる新規のプロジェクトとは対極で、生活に使うものを販売するショップ等が例に挙げられています。例えば、リサイクルショップ、喫茶店せどり等。自分の生活に必要なものを基に起業しましょう。その中で多く作り出してしまって余ったものを売り物にしてしまいます。

お店に住んでしまうのも良い手です。こうすれば、ほぼほぼ経費は家賃になり、起業にかかるコストを極力抑えることができます。利益がたとえ0円であっても、生活費であれば問題ありません。生活コストとは別にかかる維持費が大きなコストというように捉えます。

対価はお金だけじゃない

最初はまず地域の方に知ってもらえるように、クリアファイルなど、使えるけどいらないものを無料で貰えるコーナーを設置していたそうです。これによる一番の対価は「口コミ」です。お店を開けていても誰も来なくては利益になりません。少しずつお客さんに来てもらえるように「無料の商品」を設置し、対価として「口コミ」をもらったということですね。

 また、人件費についても友人達で暇そうにしている時間があったら、手伝ってもらって浮かせるといったこともしていました。店にいるだけでOKなので、確かに暇なら「面白そうだしまあいいか」ってなりますね。喫茶店なら、その間タダで利用し放題になるわけですから友人にとっても嬉しい対価です。

対価は本来、信頼関係の上でそれぞれの得意な領域を交換することが原則だと著者は言っています。日ごろ、給料を対価にお金を貰っている私達とは全く違うフィールドでの考え方ですが、私もそう思いました。

自分にできそうなことで起業しよう

対価の話で出た得意な領域についてですが、著者はこれを更にわかりやすく「自分にできそうなことで起業しよう」と提案しています。料理が少しできるならカフェとかバー等の飲食店の仕事、車の運転がストレスなくできる方なら車の運転に関わる仕事等です。

自分の店がもしあったとして、こういう店があったら便利なのになあという店が自分でできることならやってしまいましょう!という話です。

まとめ

私もそうですが、今まで起業というものはもっと難しいものだと思っていました。しかし、

  • 経営コストがかからない事業を選ぶ
  • 自分にできそうな事業を選ぶ
  • 対価はお金だけではないことを意識する

このあたりをおさえれば、ひょっとしたらしょぼい起業で生きていけるのではないか!?と希望が持てる本です。

私自身は今の仕事がなんだかんだ気に入っている部分があるので、もうちょっと続けてみようかなと思っていますが、ネタ探しはしてみたいお話ですね。私自身は得意なものはそんなないですが、友人達は色々強みを持っているので、まずはその妄想から笑。

いつか、友人達と起業するかも!と考えると楽しくなりませんか!?

そんな、いつもと違った未来を想像できる良本です。

 

しょぼい起業で生きていく

しょぼい起業で生きていく