思考停止という病/お金の強烈な洗脳
お疲れ様です。ewillです。
今回、「思考停止という病」という本がAmazonアンリミテッドで読み放題でしたので、読んでみました。
一番重要そうだなというところだけ抜き出しましたので、参考に紹介します。
タイトルに引かれた方はぜひご一読を!
思考停止という病のもとはコンフォートゾーンにあり
タイトルの思考停止を起こしている存在はなにか?
それはコンフォートゾーン、言い換えれば世間の常識によるだと著者は言っています。なぜ成功しないのか?なぜお金がないのか?良い変化がないのか?これは全て他人から植え付けられたコンフォートゾーンのせいだというわけです。
唯一、ノーマル=常識と捉えていいのは自分自身の基準のみ。他の人から「ノーマルじゃない」と言われることすら褒め言葉だと思えとすら論じています。
言い方は強烈ですが、このタイトルに惹かれたあなたは何かしら思い当たる節があるのではないでしょうか。まずは、自分が普段何気なく考えている常識から抜け出しましょう。
ロジカルシンキングで抜け出す
具体的にどう抜け出せばよいのか?
抜け出し方の具体的な方法の一つにロジカルシンキングが紹介されています。本ではトゥールミンロジックとかいう難解な言葉を使用されていますが、本で書かれていることをまとめると、
- 事実(データ)
- 論証(ワラント)
- 主張(クレーム)
という3段構造で考えることを推奨しています。ちょっとわかりずらいので、更に簡単言うと、
- その日にあったことを書く(事実)
- 事実を通して気付いたことを書く(論証)
- 気付いたことから導き出したことを教訓としてまとめる(主張)
となります。
これはつまり。。。ブログの書き方と全く同じですね!普段から意識していないにせよ、みんなが考えている方法です。難解な方法に聞こえるかもしれませんが、簡単に抜け出す道はあるということです。
仕事以外の目標を持つ
最後に抜け出す際の自分なりの基準、つまり目標ですが、
この著書には8つのゴールを持つことが推奨されています。
さらに重要なこととして、
- お金と仕事を分けること
と強く主張しております。私はここは今まで明確にジャンル分けをして考えていませんでした。もちろん、仕事やファイナンス(お金)については多少考えていました。しかし、混同していましたね。。
著者はお金はあくまでもそのほかのゴール達成のためのファイナンス活動の一部にすぎず、「入」と「出」のコントロールとある程度資産形成ができていれば良い。目的になってしまうと、結果自分のため、欲のために生きることになってしまい、抽象度を下げる良くない結果となってしまうという危険性を論じて本の終わりとしています。ここはまあ、いつもの苫米地さんの論法ですね。
「抽象度の高い他人に貢献できる目標を設定して、それに向かって自分のコンフォートゾーンを抜け出す。」
最終的にこれがいつも言いたいことにきている著者なので、この言葉を前提に読むと少しは読みやすいです。
最初のざっくりとした感想
と、読み終わってから参考になった部分のマーカーを見ながら重要な部分をまとめました。最初は正直「いつもの苫米地さんの難しい言語方式だあ」と読む気も感想も書くつもりも、あまり出ませんでした。
一番読み込んで良かったのは、「頭のゴミ」を捨てれば、脳は一瞬で目覚める!という本です。この本さえ読んでおけば、後は大体いつも最後に言いたいことは同じ!!そんな感じの著者だと思っています(偏見)。
ただ、最後の目標を8つ挙げる。この手法は非常に良いなと思ったので、紹介しました。また時間があれば、著者の他の読み放題の本も読んでみたいですね。なんだかんだ、考える良い本が多いです。
ではでは。