こひなたぼっこしたい!

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スピッツ「はぐれ狼」がアツい

お疲れ様です。ewillです。

 

はぐれ狼がアツいぞ。

 

ただ、それだけの記事です。アルバムはやっぱ出た瞬間に聞くのが一番楽しいですね。

 

はぐれ狼と聞いてまず何を思い浮かべるでしょうか?私はあまりピンと来ませんでした。どちらかというと、一番似たような言葉の一匹狼の方がピンとくるような。。

しかし、曲が始まってくると一気に世界観を引き込む言葉から始まります。

誰よりも弱く生まれて 残り物で時をつなげた 

一匹狼というと比喩で良く使われているのは、孤独を好んで自発的に集団を離れる、もしくは集団の中であっても単独で行動する人間です。まず、ここではぐれ狼とは違いますね。 誰よりも弱く生まれてしまったせいではぐれてしまったわけですから。

誇りなどあるはずもなく 暗いうちに街から逃げた

次の歌詞からも誇りなどもてるはずもなく、完全に社会に打ちのめされてしまった人間を表していると考えられます。実際のオオカミでの生態で見られる一匹狼だと、仲間と上手くコミュニケーションが取れない、群れのリーダーを決める争いに敗れ、群れから孤立しているオオカミのことを指すようです。こっちの意味合いに近いですね。

ここまではなんとなく読めるのですが、ここからぶっ飛びます。

かすかな匂いをたどる 邪念の中の命

はぐれ狼 乾いた荒野で 美しい悪魔を待つ

冬になっても 君を信じたい まどろみの果てに見た朝焼け

???

まるで意味が分からんぞ。さすがスピッツ

しかたないから進めましょう。

騙し合いすべて疑い 剥がれた塗装の下にみつけた

土台から覆す言葉 記したメモだけを頼った

・・・まだ、まだわかるかも。そのまま読めば

残り物で生きていくために自分と関わるもの全てを騙し、おそらく自分自身も騙し切って生きてきた中、自分の世界観を土台から覆す言葉を手に入れたということですかね。

偉大な力を背後の 穴から覗いたなら

記したメモの内容かな?

はぐれ狼 擬態は終わり 錆び付いた槍を磨いて

勝算は薄いけど 君を信じたい 鈍色の影を飛び越えていく

サビでやはり一気に動きますね!ここはわかるぞ!

残り物で時をつなげるための姿を捨てて、今まで使ってこなかった自分自身の槍を磨き始めた。勝算が薄いことはわかっちゃいるけど、偉大な力の背後を教えてくれた君を信じたい。鈍色(灰色より濃い暗い色)の自分自身を飛び越えていった。一気にアツい展開へ。そして最初のサビがようやくなんとなくわかります。

乾いた荒野は今偉大な力が動いている街から少し離れた場所。そこで昔、出会った美しい悪魔が見せた偉大な力の背後。はぐれ狼は冬になっても荒野で待つ。その先に見たものは朝焼けだった。

ここまで読めればなんとなくわかりますね。自分の解釈も入りますが、こういうストーリだと考えられます。

「はぐれ狼は街では偉大な力により誰よりも弱く生まれてしまった。そのせいで誇りも持てずに残りもので何とか生きていた。しかし、全てを騙し続けていたなかでも邪念が動くほどのかすかな匂いを匂わす美しい悪魔、君に出会う。そして、君は偉大な力の裏側を教えてくれた。はぐれ狼は今まで全てを騙していた姿をやめ、自分の力(槍)で偉大な力に立ち向かっていく。その先は、夢かもしれないが着実に希望が見えた朝だった。」

 

悪魔という言葉のチョイスが凄いですよね。

普通に考えれば、「残忍・ずる賢い」という意味で捉えますが、美しいというプラスの言葉が付け加えられています。更に深堀していくと、悪魔は小悪魔という言葉があるように、「魅力」を伝える言葉として、一方で悪魔の代弁者という言葉では「矛盾や批判」を伝える言葉としての側面があります。

私はこの3つの意味を掛け合わせた意味で、悪魔という言葉が選ばれているのではないかと思います。というわけで凄い。

朝焼けという言葉が選ばれている理由についても考察。

朝焼けというのは現象です。この現象が起きているときは夜明けです。つまり、長かった夜が明けたのです。「夜明け前が一番暗い」という比喩がありますが、もう夜は明け、朝焼けまで来ています。これは成功の兆しが出た・希望が見えたと考えてよいのではないでしょうか。

 

以上、単にはぐれ狼の歌詞がアツいということをお伝えしたかった記事でした。

全然違う解釈とかもしあれば教えて頂ければ嬉しいです。もっと頑張って精進します。

見っけ(通常盤)

見っけ(通常盤)

 

ではでは! 

まどろみの果てに見た朝焼け

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